大名古屋クロニクル

5月のまとめ

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新・鉄子の旅 / 1 (IKKI COMIX)

ほあし かのこ著
 
「まだやる気か！？2代目まで使ってまだやる気か！？」
書店でこの本を見たときに思わず吹いた。

2代目鉄子を務めるのは、福岡の専門学校に通いながらマンガを学んでいる当時19歳の「ほあしかのこ」嬢。その経歴の通り、この作品で怒涛のデビューを果たしたらしい。デビューだけあって冒頭は確かにマンガというより、どことなく「絵」みたいな、悪く言うと落書きのようにも思えたりするコマが続いたが、読み進めていくと、ほあし嬢の持ち前のポジティブさ＆高テンションにやられつつ、若い女子が描いている臭がバンバンに漂うそのマンガに、思いも掛けず浸っていた。何万部も売っているような一線級の作家さんの作品にあるようなコマではないが、自由奔放に描いている「らしさ」にとても癒された。
 
鉄旅のお供はやはりあの男・横見浩彦氏と、今回も担当のカミムラ氏、そして今作からレギュラー化したスイッチバック編集長と、前作でもちょくちょく出ていた村井美樹さん。ルーキーを軸にしたこの5人の旅団は結構面白い。前作とやってることはほぼ同じだが、作品の趣が変わった。初代鉄子の菊池さんは偉大なツッコミ役、カミムラ氏はフォロー役だったけど、ほあし嬢はメンバー中最年少ということもあるが、決してまとめるわけでもなく自由奔放。というかみんな自由奔放。村井さんが若干キリッとしてるけど、基本的には何やってるんだろうな大人たちのドラマ。今回の鉄子は今回の鉄子で面白い。

2巻以降、どうなるんだほあし。僕は結構ほあし萌え。ほあし嬢頑張ってください。

村井美樹の「極めよ、ソフテツ道☆」
http://ikkitetsu.blog85.fc2.com/
村井さん美しすぎるぜ。

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